グランドセイコー 6146-8000（自動巻 ハイビート 36000）です。61GSは、国産初の「自動巻10振動モデル」として1968年に発売されたそうです。製造開始から半年後にはマイナーチェンジで外観が変わりますが、この個体はマイナーチェンジ前の希少な初期型となります。（裏蓋のシリアルから、1967年（昭和42年）9月に製造された個体と推測されます）初期型と後期型の主な違いとしては以下のとおりです。・ダイヤル12時位置は「SEIKO」のロゴのみ ・ダイヤル6時位置は「GS」「GRAND SEIKO」「諏訪マーク」 ・裏蓋メダリオンは「SEIKO」「GS」のみ ・内部ローターに「GRAND SEIKO」の刻印残念ながらダイヤルに褪色が見られますが、機械の方は元気そうで「ローター／リューズによるゼンマイの巻き上げ」「リューズ操作による日付変更／時刻調整」いずれも可能です。平置きで日差とパワーリザーブを実測したところ、日差－10秒ほど、パワーリザーブ約38時間でした。日常使用できないこともありませんが、これまでのOH歴がわからないので、できればOHして永く愛用いただけると幸いです。おまけで、の汎用革ベルトをお付けしておきます。55年前の古い物ですので、ノークレーム、ノーリターンにてお願い致します。